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ビス部門等がある。
(イ) 設計・テスト部門に対して
○設計・テスト部門に対する確認事項、改善事項、テスト時間、テスト要領等について数値的に列挙する。
○信頼性問題の解明に有効に利用できるように勧告する。
(口) 製造部門に対して
○製造工程段階での管理項目、確認項目について列挙する。
○具体的、数値的に列挙する。
(ハ) 技術サービス部門に対して
販売・サービス段階での保全性、整備性、整備基準、保守整備要領等の主要なものについて列挙する。
3. FMEAの効果確認
FMEAによる、是正処置の効果が得られたのか不十分であったかのか、悪い副作用が生じていないかを測定・検証して、常にフォローアップを行い、継続的に管理することが重要である。
そして、次の新商品開発につないで、失敗を二度と起こさないように未然防止を行ってこそFMEAの値打ちがあるわけで、単に形式的にやっているだけでは技術の向上に役立たない。

 

 

 

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